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ひとり親家庭等生活実態調査2026 調査報告書を公開しました

こんにちは。


当団体では、物価高騰が続く中での岩手県内のひとり親家庭の暮らしの実態や、私たちが運営する「コミュニティフリッジ(地域みんなの冷蔵庫)」の利用状況を把握するため、「ひとり親家庭等生活実態調査2026」を実施いたしました。

今回のブログでは、アンケートにご協力いただいた77名の保護者の皆様から届いた「生の声」と調査結果の要点をお伝えします。


調査概要

  • 調査期間: 2026年7月1日 〜 2026年8月1日

  • 対象: 岩手県在住のひとり親家庭等の保護者 503名(コミュニティフリッジ利用者)

  • 回答数: 77件(回答率 15.3%)

  • 対象施設: 盛岡(津志田)、滝沢(巣子)、八幡平(大更)


1. 回答者の100%が「家計が厳しい」と回答

今回の調査で最も浮き彫りになったのは、物価高による生活のひっ迫です。

  • 経済状況: 回答者の 100%(「とても厳しい」「厳しい」の合計)が厳しいと回答。

  • 支援の効果: 94.8%(約95%)がコミュニティフリッジが「家計の支えになっている」と答えました。

地域別で見ると、滝沢施設では「とても厳しい」と答えた方が 70% にのぼり、盛岡施設では 100% の方が「家計の支えになっている」と回答するなど、どの地域でも切実な状況が伺えます。


2. コミュニティフリッジが選ばれる理由

コミュニティフリッジの利用頻度は「月1回」が約65%と中心ですが、なぜこの場所が利用されているのか、その理由として以下の声が多く挙がりました。

  1. 必要なものを必要なときに受け取れる

  2. 24時間いつでも利用できる

  3. 対面せずに利用できる

「周りの目を気にせず安心して利用できる」「24時間開いているので仕事終わりや隙間時間に行ける」という点が、多忙で心身ともに負担の大きいひとり親家庭の安心感につながっています。

また、回答者の約4割は「他の民間支援を利用したことがない」と答えており、コミュニティフリッジが地域の中での貴重な「最初の相談・支援の窓口」になっていることが分かります。


3. 今求められている支援品

最もニーズが高かったのは、やはり日々の食を支える「お米(53件)」でした。

  • 食料品: お米、レトルト食品、缶詰、調味料、麺類などの日持ちする主食や惣菜

  • 日用品: 生理用品、トイレットペーパー、洗剤などの衛生用品

特に生理用品やトイレットペーパーなど、「購入を切り詰めがちな日用品・衛生用品」の支援に対する感謝の声が多く寄せられました。


4. 「食」の先にある不安と、孤立の問題

調査では、食料面以外の不安についても尋ねました。 多くの保護者が「子どもの進学・教育費」「自身の健康・就労」「住居」などに強い不安を抱えています。

しかし一方で、「困りごとの相談先が特になし」と答えた人が 54.5%(半数以上)にのぼりました。

誰にも頼れず、一人で不安や課題を抱え込んでいるご家庭が多いのが実情です。食料支援を「きっかけ」として、教育・就労・住居といった生活全般の伴走型支援へどうつないでいくかが、今後の大きな課題です。


5. 利用者の方々から届いたメッセージ(抜粋)

アンケートでは、77名全員が寄付者や支援者の皆様への温かいメッセージを寄せてくださいました。その一部をご紹介します。

「母子家庭になり、不安な日々を過ごしていますが、食料支援は本当にありがたいです。これからも、よろしくお願いいたします。」
「食べ盛り育ち盛りの、一生懸命頑張っている子供達の体の支え、親の心の支えになっています。いつも感謝しています。」
「高校生と中学生の子供を持つ保護者です。二人とも受験生ですので学費の心配があるため、ご支援とてもありがたいです。」
「子供の物は買いやすいけど、自身の物は蔑ろにしがち。必要不可欠な生理用品も置いていただき感謝しています。」

今後に向けて

FutureSeedsでは、今回の調査結果を受け、以下の取り組みを強化してまいります。

  1. 支援品のさらなる充実

    需要の高いお米や調味料、レトルト食品に加え、生理用品などの衛生用品を継続的に確保します。

  2. 相談機能との連携(伴走型支援)

    食料支援を入口に、学習・就労・住居・専門相談へとつなげる仕組みづくりを進めます。

  3. 利用しやすい環境の維持・改善

    24時間・非対面という安心感を守りつつ、夜間の安全面や駐車場の利用環境などを改善していきます。

日頃より温かいご寄付やご支援をくださっている地域の皆様、企業の皆様に心より感謝申し上げます。引き続き、子どもたちと保護者の笑顔を守るため、温かいご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。




 
 
 

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